ライブラリとメディア ドライブを正しくセットアップすることで、インストールに関する多くの問題を回避できます。ストレージ ライブラリを構成する前に、該当する節を参照してください。
各テープ ライブラリおよびドライブは、1 つ以上の MediaAgent に SCSI バス経由で直接接続するか、または Storage Area Network (SAN) 経由でリモート接続することができます。さらに、NDMP プロトコルを使用することで、NetApp ファイラ経由でドライブにリモート アクセスすることができます。いずれの場合も、CommCell® グループ内のメディア チェンジャおよびドライブを管理するには、各デバイス、そのデバイスを制御する MediaAgent、およびそのデバイスが属すライブラリの SCSI アドレスまたは NetApp ファイラ ドライブ アドレスを MediaAgent が認識する必要があります。
ライブラリとドライブの構成は、次の場合に必要になります。
環境に HBA フェールオーバーを実装した場合は、テープ ドライブの正しいハードウェア ゾーニングが実装されていることを検証、確認することを強くお勧めします。HBA フェールオーバーのゾーニングの詳細については、HBA ソフトウェアのベンダまでお問い合わせください。 |
ストレージ デバイス (ライブラリ、ドライブ、メディア、および SAN デバイス) のリストと、MediaAgent がサポートする互換性のある SCSI カードについては、ソフトウェア プロバイダまでお問い合わせください。
ストレージ デバイスが NAS ファイラまたは UNIX コンピュータ (Solaris、HP-UX、AIX、または Tru64) に接続されている場合の、互換性のあるデバイスのリストについては、適切なベンダ ドキュメントを参照してください。
NDMP リモート サーバーは、Windows および Solaris MediaAgent のみでサポートされます。 |
ソフトウェアは、以下の一般タイプの SCSI ベース デバイスの使用をサポートしています。
各タイプは、アダプタ、ケーブル、デバイス (メディア ドライブ)、ターミネータの独自セットを必要とします。それぞれが電気的に互換性がないため、組み合わせて使用する (たとえば、シングルエンドのアダプタ、ケーブル、またはターミネータを差分ドライブに接続する) ことはできません。