Microsoft Windows File System iDataAgent のインストール


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インストール要件

Windows File System iDataAgent をインストールしたコンピュータから、 iDataAgent はデータを保護します (このコンピュータをこのインストール手順では、クライアント コンピュータと呼びます)。

ソフトウェアをインストールするコンピュータが、「システム要件 -Microsoft Windows File System iDataAgent」で指定されている最小要件を満たしていることを確認してください。

QSnap? サービスを Windows File System iDataAgent と一緒に使用して、ロックされたファイルをバックアップする場合、以下の手順とは異なります。両方ともインストールする手順については、「QSnap のインストール - Windows」を参照してください。

以下の節では、Windows File System iDataAgent のインストールに関係した手順について説明します。追加のコンポーネントを同時にインストールする場合、各コンポーネントのインストール要件および手順については、該当する手順を参照してください。複数のコンポーネントをインストールする場合、インストール手順の順序が前後することがあります。

ソフトウェアをインストールする前に、以下のインストール要件を確認してください。

一般

  • エージェントをインストールするには、CommServe および少なくとも 1 つの MediaAgent が既にインストールされている必要があります。さらに、エージェントをインストールする前に、CommServe® ソフトウェアおよび MediaAgent がインストール済みで、かつ実行中である (同じコンピュータ上である必要はない) ことを確認してください。
  • iDataAgent または 1-Touch Server アプリケーションをインストールするコンピュータにも、File System iDataAgent をインストールする必要があります。
  • 本ソフトウェアは、現在のバージョンの CommServe サーバーおよび MediaAgent ソフトウェアがインストールされている CommCell コンポーネントにインストールしてください。
  • すべてのアプリケーションを閉じ、ウイルス対策、スクリーン セーバー、オペレーティング システム ユーティリティなどの自動的に実行されるすべてのプログラムを無効にします。さまざまなウイルス対策プログラムなどの一部のプログラムは、サービスとして実行される場合があります。開始する前にこのようなサービスを停止および無効にします。インストール後にこれらのサービスを再び有効化することができます。
  • CommServe ソフトウェアでエージェントのライセンスが有効であることを確認します。
  • お手持ちのソフトウェア インストール ディスクが、インストール先のコンピュータのオペレーティング システムに対応していることを確認します。
    ソフトウェアのインストールを開始する前に、最新のソフトウェア インストール ディスクがあることを確認してください。確認できない場合は、ソフトウェア プロバイダに問い合わせてください。

ファイアウォール

  • CommServe® サーバー、MediaAgent、およびクライアントが双方向ファイアウォールを介して通信している場合:
    • ポート 8400 で、ファイアウォールを介した通信が許可されていることを確認します。
    • また、双方向ポート範囲 (連続または個別) が、ファイアウォールを介した接続として許可されている必要があります。

    ポート範囲の構成については、「双方向ファイアウォールのポート要件」を参照してください。

  • CommServe サーバー、MediaAgent、およびクライアントが一方向ファイアウォールを介して通信している場合:
    • ソフトウェアが使用する発信ポートの範囲 (連続または個別) を識別します。

    ポート範囲の構成については、「一方向ファイアウォールのポート要件」を参照してください。

  • MediaAgent/クライアントが一方向ファイアウォールを介して CommServe サーバーと通信を行う場合、MediaAgent/クライアント コンピュータに必要なソフトウェアをインストールする前に、CommServe コンピュータに MediaAgent/クライアント ホスト名 (または IP アドレス) を追加しておく必要があります。

複数インスタンス作成

  • 複数インスタンス作成機能を使用して、同じエージェントおよび MediaAgent ソフトウェアを 1 台のコンピュータに複数回インストールできますが、一部のコンポーネントでは複数インスタンス作成がサポートされていません。この制限は、インストールするコンポーネント、またはコンピュータ上に既にインストールされているコンポーネントに適用される場合があります。1 つのソフトウェア コンポーネントの複数インスタンスを同じコンピュータにインストールする前に、[複数インスタンス作成] に含まれている情報を確認し、インストール処理中に表示される追加画面については、「複数インスタンス作成の使用方法」節の指示に従います。◇

インストール チェックリスト

ソフトウェアをインストールする前に、次の情報を収集します。情報を記録するために提供された領域を使用し、この情報を障害復旧バインダで保持します。
1. インストール フォルダの場所:________________________________________________________________

詳細については、「インストールするコンポーネントの選択」を参照してください。

2. CommServe サーバーおよびクライアント コンピュータがファイアウォールを越えて通信する場合:

ファイアウォール ポート: ______________________________________________________________________ ______________________________________________________________________

ファイアウォールの反対側のコンピュータのホスト名/IP アドレス、および対応する GxCVD ポート番号:______________

キープ アライブ間隔 (分):____________________________________________________________

発信トンネル接続のホスト名:_________________________________________________

トンネル初期化間隔 (秒):_____________________________________________________

詳細については、「ファイアウォール構成」を参照してください。

3. CommServe ホスト名または CommServe IP アドレス:______________________________________

詳細については、「他のインストール オプションの構成」を参照してください。

4. クライアント コンピュータ のホスト名 (NetBIOS 名) または IP アドレス____________________________________

詳細については、「他のインストール オプションの構成」を参照してください。

5. ジョブ結果フォルダの場所:________________________________________________________________

指定したフォルダの名前とパスワード (必要な場合):_______________________________________

詳細については、「他のインストール オプションの構成」を参照してください。

6. デフォルトのサブクライアントで使用するストレージ ポリシー:________________________________________________

詳細については、「ストレージ ポリシーの選択」を参照してください。

7. このクライアントが関連付けられるクライアント グループ:_____________________________________________

詳細については、「クライアント グループの選択」を参照してください。

8. 自動更新のインストールの時間および頻度:_________________________________________

詳細については、「自動更新のスケジュール」を参照してください。

開始する前に

  • ローカル管理者、またはコンピュータの Administrators グループのメンバとしてクライアントにログオンします。

インストール手順

はじめに

1. Windows プラットフォームのソフトウェア インストール ディスクをディスク ドライブに挿入します。

数秒後に、インストール プログラムが開始されます。

インストール プログラムが自動的に開始されない場合:

  • Windows タスク バーの [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  • インストール ディスク ドライブにブラウズし、Setup.exe を選択し、[開く] をクリックして、[OK] をクリックします。
 
2. この画面では、インストール時に使用する言語を選択します。下矢印をクリックし、プルダウン リストから目的の言語を選択し、[次] をクリックして続行します。  
3. ソフトウェアをインストールするオプションを選択します。

ノート

  • この画面は、コンピュータ上で bAllow32BitInstallOn64Bit レジストリ キーが作成され、有効化されている場合にのみ表示されます。
 
4. ソフトウェアをコンピュータにインストールするオプションを選択します。

ノート

  • 画面に表示されるオプションは、ソフトウェアがインストールされるコンピュータによって異なります。
 
5. ようこそ画面を読みます。

他のアプリケーションが実行されていない場合は、[次] をクリックして続行します。

 
6. ウイルス検知ソフトウェアの警告を読みます。

ウイルス検知ソフトウェアが無効になっている場合は、[OK] をクリックして続行します。

 
7. ライセンス契約を読み、[ライセンス契約の条項に同意する] を選択します。

[次] をクリックして続行します。

 

インストールするコンポーネントの選択

8. インストールするコンポーネントを選択します。

ノート

  • 表示される画面は、例とは異なる場合があります。
  • 既にインストールされているか、またはインストールできないコンポーネントは、淡色表示 (選択不可) となります。コンポーネント上をポイントして、詳細情報を表示します。
  • [使用中の特殊なレジストリ キー] フィールドは、コンピュータで GalaxyInstallerFlags レジストリ キーが有効化済みである場合に有効化されます。このフィールド上をポイントして、設定されているキーやその値を確認します。詳細については、「レジストリ キー」を参照してください。

[次] をクリックして続行します。

Microsoft Windows File System iDataAgent をインストールするには、Client Modules フォルダおよび iDataAgent フォルダを展開し、使用しているオペレーティング システムに対応した iDataAgent を選択します。

9. ソフトウェアをインストールする場所を指定します。

ノート

  • マップされたネットワーク ドライブにソフトウェアをインストールしないでください。
  • 宛先パスを指定するときは、次の文字を使用しないでください。
     / : * ? " < > |
    英数字のみを使用することをお勧めします。
  • 他のコンポーネントをコンピュータにインストールする場合は、選択されたインストール ディレクトリがそのソフトウェアについても自動的に使用されます。
  • コンポーネントが既にインストールされている場合、この画面は、インストーラが以前使用されたのと同じインストール場所を使用できるときには表示されません。
  • Windows File System iDataAgent に対応するスナップ バックアップを使用する場合、ファイラ ボリュームではない非システム ドライブにエージェントをインストールする必要があります。

[ブラウズ] をクリックして、ディレクトリを変更します。

[次] をクリックして続行します。

ファイアウォール構成

10. 以下から選択してください。
  • クライアントがファイアウォールを越えて CommServe サーバーや MediaAgent と通信する場合は、[はい、ファイアウォール サービスを構成] を選択し、[次] をクリックして続行します。次のステップに進みます。
  • ファイアウォール構成が必要ない場合は、[いいえ、ファイアウォール サービスを構成しない] をクリックし、[次] をクリックして続行します。次のセクションに進みます。

ノート

  • Windows 2008 や Windows Vista などのオペレーティング システムには、複数のプロファイルが存在する場合があります。[いいえ] を選択してファイアウォール サービスを構成する場合は、プロファイル内でファイアウォール設定が有効化されていないことを確認してください。
  • プロファイル内にファイアウォール設定が存在することをシステムが検出した場合、以下から選択する必要があります。
    • すべてのプロファイルに対してファイアウォールを無効化します:このオプションを選択した場合は注意してください。すべてのプロファイルでファイアウォール設定が無効化されます。この場合はシステムの再起動が必要です。再起動後、インストールは自動的に再開します。
    • ファイアウォールは無効です:ファイアウォール設定で CommServe コンピュータとの通信が許可されている場合は、このオプションを選択してください。
      ファイアウォール サービスを構成するには [戻る] をクリックします。
11. [ファイアウォールを越えるマシンのリストを指定] オプションをクリックし、ファイアウォールによってこのコンピュータから遮断されたホストのリストを指定します。ファイアウォールが双方向通信を許可しているか (ポート範囲を制限して) または一方向通信 (リモート ホストのみがこのコンピュータに接続可能、またはその逆) を許可しているかを、必ず正確に説明します。

着信接続を許可するすべての一方向ファイアウォール、およびポート フィルタリングの追加なしに発信接続を許可するその一方向ファイアウォールについては、このステップをスキップします。

[次] をクリックして続行します。

ノート

  • 以下を検討します。
    • CommServe サーバーの場合、このリストには、ファイアウォールの反対側のすべての MediaAgent およびクライアントが含まれている必要があります。
    • MediaAgent/クライアントの場合、このリストには、CommServe コンピュータとともに、ファイアウォールの反対側にあり通信が確立されるその他のすべてのクライアント/MediaAgent が含まれている必要があります。
  • 構成するファイアウォールの反対側にあるマシンごとに、使用している環境のファイアウォール設定に基づいてファイアウォール構成タイプを選択します。以下のオプションから選択します。
    • 双方向ポートとして任意のポートを開ける場合は、[双方向ファイアウォール] をクリックします。
    • ファイアウォールの安全な側にあるマシン上で [一方向ファイアウォール: このマシンからホストに到達できます] をクリックします。
    • ファイアウォールのパブリック/DMZ 側にあるマシン上で [一方向ファイアウォール: このマシンからホストに到達できません] をクリックします。
  • クラスタ環境のコンピュータと通信する場合は、クラスタ内のすべての物理ノードのホスト名/IP アドレス (CommCell コンポーネントがインストールされていない場合でも)、および CommCell コンポーネントがインストールされているすべての仮想ノードを必ず追加します。
  • ホスト名またはホスト名の IP アドレスおよび GxCVD ポート番号を入力し、[追加] をクリックして、ホスト名/IP アドレス リストに追加します。
12. [限定開放ポートのリストを指定] オプションをクリックし、ポート範囲を指定します。ポートの開始範囲と終了範囲を追加し、[追加] をクリックして [開いているポートのリスト] に追加します。必要に応じて繰り返します。

このコンピュータを他のコンピュータと分離しているファイアウォールは着信接続を許可しているが、限られた範囲のポートでしか着信接続の確立が不可能である場合、ここで適切なポート範囲を構成します。その他のすべてのシナリオについては、このステップをスキップします。

ホスト名とポート番号を指定しない場合、ファイアウォール サービスは構成されません。

ノート

  • 双方向ファイアウォールの場合は、通常、開いているポートをすべてのコンピュータに指定する必要があります。一方向ファイアウォールでは、ポートが限られた方向に開いている場合、開いている側のコンピュータにポートを指定する必要があります。一方向ファイアウォールで、完全に閉じられているコンピュータについて、ポート範囲の指定は必要はありません。たとえば、ワークステーションのバックアップ エージェントでクライアントとして構成されたラップトップなどがそれに相当します。
  • クラスタ環境では、ここで指定したファイアウォール ポートが、すべての物理ノードおよび仮想ノードで通信用に開かれていることを確認してください。

[次] をクリックして続行します。

13. 必要に応じて、キープ アライブ間隔を変更します。

[次] をクリックして続行します。

14. 必要に応じて、[高度なファイアウォール構成] を選択し、ファイアウォール経由の発信トンネル接続に使用するローカル ホスト名インターフェイスを指定します。指定しない場合、インターフェイスおよびポートは自動的に選択されます。

[次] をクリックして続行します。

15. 必要に応じて、トンネル初期化間隔を変更します。

[次] をクリックして続行します。

他のインストール オプションの構成

16. CommServe コンピュータの完全修飾ドメイン名を入力します。(computer.company.com などの TCP/IP ネットワーク名)

ノート

  • CommServe ホスト名に新しい名前を指定する場合は、スペースを使用しないでください。
  • コンポーネントが既にインストールされている場合この画面は表示されず、代わりに、インストーラは以前指定したのと同じサーバー名を使用します。

[次] をクリックして続行します。

17. 外部ドメイン ユーザー アカウントまたは CommCell ユーザー アカウントの [ユーザー名] および [パスワード] 情報を入力します。これにより、CommCell へのエージェントのインストールが認証されます。

ノート

  • このウィンドウは、[CommCell プロパティ] の [エージェント インストールに必要な認証] オプションが選択されている場合にのみ、表示されます。ユーザーは、管理機能を有効化するために、管理機能を持つユーザー グループに属している必要があります。詳細については、「エージェント インストールの認証」を参照してください。

[次] をクリックして続行します。

18. 以下を入力します。
  • クライアント コンピュータのローカル (NetBIOS) 名。
  • クライアント コンピュータが CommServe サーバーとの通信に使用する、NIC の TCP/IP IP ホスト名。

ノート

  • クライアントに新しい名前を指定する場合は、スペースを使用しないでください。
  • コンピュータに 1 つのネットワーク インターフェイスのみが存在する場合は、クライアント コンピュータのデフォルトのネットワーク インターフェイス名が表示されます。コンピュータに複数のネットワーク インターフェイスが存在する場合は、CommServe サーバーとの通信に優先的に使用するインターフェイス名を入力します。
  • コンポーネントが既にインストールされている場合この画面は表示されず、代わりに、インストール プログラムは以前指定したのと同じ名称を使用します。

[次] をクリックして続行します。

19. 以下を指定し、[次] をクリックして続行します。
  • クライアントのジョブ結果ディレクトリの場所を入力するか、または [ブラウズ] をクリックします。

ノート

  • ジョブ結果ディレクトリは、エージェントがクライアントのバックアップおよびリストア ジョブ結果を保存するのに使用します。
  • クラスタ連続レプリケーション (CCR) 機能のある Windows および Exchange Database 2007 iDataAgent では、UNC パスがサポートされていますが、この画面では指定できません。インストール完了後、ジョブ結果パスを UNC パスに変更することができます。UNC パス全般に関する情報については、「UNC パスのジョブ結果ディレクトリの使用」を参照してください。

  • VSS システム状態リストアおよび非 VSS システム状態リストアでは、ジョブ結果パスとリストア対象のデータとが同じドライブに存在する必要があります。

  • スナップ バックアップの場合、ジョブ結果ディレクトリがシステム ドライブに存在する必要があります。

クライアント グループの選択

20. クライアント グループをリストから選択します。

[次] をクリックして続行します。

ノート

グローバル フィルタの選択

21. デフォルトのサブクライアントに必要なグローバル フィルタ オプションを選択し、[次] をクリックして続行します。

ノート

  • [セル レベルのポリシーの使用] を選択すると、CommCell に設定されたグローバル フィルタ ポリシー構成が継承されます。つまり、[グローバル フィルタ] ダイアログ ボックスで (CommCell Console のコントロール パネルからアクセス) [すべてのサブクライアントでグローバル フィルタを使用] オプションが選択されている場合、グローバル フィルタ ポリシーがデフォルトのサブクライアントにも適用されます。このオプションが選択されていない場合、グローバル フィルタはデフォルトのサブクライアントに適用されません。
  • [常にグローバル フィルタを使用] を選択すると、CommCell に設定されたポリシーに関係なくデフォルトのサブクライアントにグローバル フィルタ ポリシーが適用されます。
  • [グローバル フィルタを使用しない] を選択すると、CommCell に設定されたポリシーに関係なく、デフォルトのサブクライアントへのグローバル フィルタの適用は無視されます。
[次] をクリックして続行します。

ストレージ ポリシーの選択

22. 表示されたコンポーネント (サブクライアント、インスタンスなど) のバックアップ/アーカイブに適用するストレージ ポリシーを選択します。

ノート

  • ストレージ ポリシーは、バックアップ データを送信するメディア ライブラリを定義します。各ライブラリには、デフォルトのストレージ ポリシーがあります。
  • 多くの場合、エージェントをインストールすると、インストール プログラムによりデフォルトのサブクライアントが作成されます。
  • クライアント ソフトウェアのインストール後、必要ならいつでもストレージ ポリシーを変更することができます。
  • 適用可能な場合、デフォルトのサブクライアントのグローバル フィルタを有効にします。
  • 複数のエージェントを選択してインストールした場合、この画面は複数回表示されます。これにより、インストールした各エージェントに関連付けるストレージ ポリシーを構成できます。

[次] をクリックして続行します。

サービス パックのインストール

23. [パックをダウンロードしてインストールする] を選択して、最新のサービス パックおよびポスト パックをソフトウェア プロバイダからダウンロードしてインストールします。

ノート

  • 更新をダウンロードするには、インターネット接続が必要です。
  • このステップは、最初のインスタンスにインストールする場合に適用されます。
  • 更新は、以下のディレクトリにダウンロードされます。
    <software installation>/Base/Temp/DownloadedPacks
    .
    これらは、サイレントに開始され、最初のインスタンスに自動的にインストールされます。

[次] をクリックして続行します。

インストール オプションのサマリの確認

24. 選択されたオプションのサマリを確認します。

ノート

  • 画面の [サマリ] には、インストールすることを選択したコンポーネントが表示されます。この表示は、例とは異なる場合があります。

[次] をクリックして続行するか、または [戻る] をクリックしてオプションを変更します。

これで、インストール プログラムによって、コンピュータへのソフトウェアのコピーが開始されます。このステップは完了まで数分かかる場合があります。

25. システムの再起動メッセージが表示される場合があります。その場合は、以下のいずれかを選択します。
  • [再起動のスキップ]
    このオプションは、他のアプリケーションに属しており、置換が必要なファイルをインストール プログラムが検出すると表示されます。これらのファイルはこのインストールでは重要でないため、再起動をスキップしてインストールを続行したり、コンピュータを後で再起動したりできます。
  • 今すぐ再起動
    [再起動のスキップ] オプションなしでこのオプションが表示される場合は、インストール プログラムによって、ソフトウェアに必要であり、現在使用中で置換する必要のあるファイルが検出されたことを示します。[今すぐ再起動] が [再起動のスキップ] オプションなしで表示された場合は、この時点でコンピュータを再起動します。再起動後にインストール プログラムが自動的に続行されます。
  • [セットアップの終了]
    インストール プログラムを終了する場合は、[セットアップの終了] をクリックします。

自動更新のスケジュール

26. 必要に応じて、ソフトウェア更新の自動インストールをスケジュールするためにこのオプションを選択します。

ノート

  • "更新のインストールのスケジュール" を使用すると、必要なソフトウェア更新をコンピュータに 1 回または週単位で自動的にインストールできます。このオプションを選択しない場合は、これらの更新を後で CommCell Console からスケジュールすることができます。
  • 競合を回避するために、ソフトウェア更新の自動インストールが、ソフトウェア更新の自動 FTP ダウンロードと同時に発生するようにスケジュールしないでください。
  • サービスを再開する前に、コンピュータの再起動を求められる場合があります。
  • コンポーネントが既にインストールされている場合この画面は表示されず、代わりに、インストーラは以前指定したのと同じオプションを使用します。

[次] をクリックして続行します。

残りのクラスタ ノードのインストール

27. クラスタ環境内の物理ノードにソフトウェアをインストール/アップグレードする場合は、このオプションを使用して、クラスタの残りの物理ノードにソフトウェアをインストール/アップグレードします。
  • クラスタの残りのノードでソフトウェアをインストール/更新するには、[はい] をクリックします。
  • このノードでのインストール/アップグレードで完了する場合は、[いいえ] をクリックします。

ステップ バイ ステップの指示については、「残りのクラスタ ノードのインストール/アップグレード」を参照してください。

セットアップ完了

28. [次] をクリックして続行します。

ノート

  • スケジュールを使用すれば、エージェントのデータ保護操作をユーザーの介入なしに定期的に確実に自動実行することが容易になります。詳細については、「スケジューリング」を参照してください。
29. セットアップ プログラムによって、正常にインストールされたコンポーネントが表示されます。

ノート

  • 画面上に表示された "セットアップ完了" メッセージには、インストールしたコンポーネントが表示されます。この表示は、例とは異なる場合があります。
  • CommCell Console を開いたままエージェントをインストールした場合、新しいエージェントを確認するには、CommCell Console をリフレッシュ (F5) する必要があります。
  • [今すぐ再起動] ボタンが表示された場合は、コンピュータで他の操作を実行する前にコンピュータを再起動してください。

[完了] をクリックして、インストール プログラムを閉じます。

これでインストールは完了です。

インストール後の考慮事項

一般

  • このソフトウェアのリリース後に発表された、リリース後更新やサービス パックをインストールします。サービス パックをインストールする場合は、CommServe サーバーにインストールされているのと同じバージョンであることを確認します。または、[自動更新] を有効にして、CommCell コンポーネントの更新をすばやく簡単にインストールすることもできます。
  • エージェントのインストール後、データ保護操作を実行する前にエージェントの構成を行うことができます。構成することができる最も一般的な機能を以下に示します。
    • サブクライアントの構成 - 詳細については、「サブクライアント」を参照してください。
    • データ保護操作のスケジュール - 詳細については、「スケジューリング」を参照してください。
    • アラートの構成 - 詳細については、「アラートおよびモニタ」を参照してください。
    • レポートのスケジュール - 詳細については、「レポート」を参照してください。

ソフトウェアには、この他にも便利な機能がたくさんあります。サポートされているすべての機能については、「索引」を参照してください。

エージェント固有

障害復旧の考慮事項

  • エージェントを使用する前に、関連するシステムの完全なリストア (または障害復旧) 手順を再確認し、確実に理解してください。エージェントによっては、不測の事態が発生する前に、あらかじめ特定の操作を計画したり、特定の事項について考慮したりする必要がある場合があります。エージェントの詳細については、「障害復旧」を参照してください。